PRESS RELEASE　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年3月14日野山シェアリング

国土の70％を占める森林。所有者が悩む「荒れ果てた山林」問題

新たな活用法を「山林マッチングサービス」が提供

「自由に、本格的に山を楽しみたい」という人と「所有している山を有効活用したい」と考える人をつなぐ山林マッチングサービス「野山シェアリング」では、新たな山林の活用法を提供しております。野山シェアリングは「管理する体力がない」「相続してもらえない」「活用法が分からない」という山林所有者の悩みを解消し、利用者に山本来の魅力を味わってもらうことを目的に全国に活動を広げています。

■「地方の山林が荒れている」問題の背景

日本の国土の2/3を占める森林は地方に多く存在していますが、地方高齢化により山林所有者も高齢化し「管理する体力がない」という理由で所有する山林が荒廃化しています。

息子や娘に山林を託そうにも都市部に住んでいて管理できない、固定資産税がかかる、売ろうにも買い手が見つからないことなどから「相続したくない」と拒絶されてしまうケースも少なくありません。また林業従事者も木材需要の低迷、輸入材との競争などにより事業を縮小。こうした背景もあり地方には荒れた山林が増え、自然が手つかずのまま放置されています。

参照：森林・林業・木材産業の現状と課題

（https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/genjo_kadai/）

■「手つかず」だから楽しめる、山林の新たな活用法

「どうにか活用法を見出せないか」という山林所有者の悩みに応える形で誕生した野山シェアリングでは「手つかずのまま放置されていること」に焦点をあてた山林の活用法を、本サービスを通して伝えたいと考えています。

「手つかずの状態」は言い換えれば「リアルな大自然」であり、手つかずの自然だからこそ楽しめる方法はたくさんあります。そのうちのいくつかをご紹介します。

・タケノコ狩り体験

季節によって、山は食べ物の宝庫となります。例えば山の中には竹林があるところが多く、春になるとタケノコ狩り体験が体験できます。普段はスーパーに並べてある食材を自分で収穫するので「食育」にもつながり、家族の思い出作りにも役立ちます。

・本格ソロキャンプ

今、野山や山林に1人で入って本格的なキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」がブームとなっています。ソロキャンプは大自然との一体感を味わえるのが魅力で、キャンプを愛するお笑い芸人やタレントさんもSNSなどを通してその楽しみ方を発信しています。

野山や山林は許可がないと立ち入ることができない場所もありますが、野山シェアリングを利用して所有者に許可を得ることで大自然の中で自由なキャンプを楽しめます。一般のキャンプ場ではほかの利用者に迷惑をかけないためのルールが多く設けられていますが、野山シェアリングでは山を大事に扱うルールを守っていただければギターやハーモニカなどの楽器を思う存分奏でたり、好きな時間・タイミングで寝たり起きたり、散歩をしたりと自由に過ごすことができます。

※「ゴミは必ず持ち帰る」「火の取り扱いに十分注意する」のルールの徹底をお願いしております。

・オイルづくり

美容目的でエッセンシャルオイルを使用している方がいます。そうしたオイルは木から抽出する方法がありますが、そのオイルづくりのために山林を利用される方もいます。

■「本物の山を自由に楽しみたい」人と「山を有効活用したい」人をつなぐマッチングサービス

（野山シェアリング代表・水谷さん）

「野山シェアリングは『放置された山林をどうにか活用したい』という山の所有者さんと、『大自然を自由に楽しみたいけれど、どの山に入っていいか分からない』という利用者さんを結ぶサービスです。子どもにも大人にも自然の豊かさを感じてもらえるようにと始めたサービスですが、2020年末にはクラウドファウンディングで多くの方に応援してもらうことができました。地方に無数にある荒れた山林を有効活用して、1人1人の楽しみ方ができるサービスを目指していきます」

■「野山シェアリング」の概要

名　称：野山シェアリング　（https://www.noyama-sharing.jp/）

所在地：東京都世田谷区等々力4−18−9−304

電話番号：050-5375-3616

商標「野山シェアリング」　登録番号　第6297309号

電気通信事業　届出番号　A-02-18392

■プレスリリースに関する問い合わせ窓口

発行者名：野山シェアリング　（https://www.noyama-sharing.jp/）　担当：水谷悟朗

電話番号：050-5375-3616　メールアドレス：info@noyama-sharing.jp